婦人科シリーズ講座 第一期修了

发布者:国际教育学院发布时间:2022-08-13浏览次数:10

    日本誠心堂薬局に向けた『婦人科オンラインセミナー』は20211111日に開講され、2022727日、半年余りに渡り学習した第一期生が全課程を修了しました。

    上海中医薬大学附属龍華病院、曙光病院、上海市中医病院の婦人科と生殖医療科の先生方は、海派陳氏婦人科治療経験(徐蓮薇先生)・卵巣機能減退(厳驊先生)・多嚢胞卵巣症候群(楊紅先生)・子宮内膜症(湯倩珏先生)・再発性流産(沈明潔先生)・免疫性不妊(楊紅先生)といった六大テーマについて、現代医学的病理、中医学的病因病機などを詳細に解説し、治療方針を導き、臨床実例を交えながら講義を行いました。

    誠心堂薬局は、中医師の在籍数が日本一を誇る規模のある中医薬局で、コロナ前から上海中医薬大学で研修を行っています。パンデミックの影響を受け、現場研修が困難となりましたので、2021年秋、婦人科にフォーカスしたオンライン研修が決まりました。

    初の画面越しのセミナーなので、温度差や通信トラブルなど懸念される要素は数多くありましたが、開講前から双方は入念にテストを行い、あらゆる状況を想定しつつ、細やかに対策を立てました。幸い開講後、先生方の情熱的且つ濃密な講義がすぐ受講者たちの心を捉え、初回から質疑応答が活発的に行われ、時間オーバーの回は多くありました。中国と比べ、日本で使用可能な生薬と処方は限られているため、受講生たちは積極的に代替処方を考案し、先生方に意見を求めました。先生方は長年積み重ねてきた豊かな知識と臨床経験を駆使し、一つ一つ丁寧に回答しました。

    第一期の全てのセミナーが終わった後の2022年8月8日、上海中医薬大学国際教育学院日本部と日本誠心堂薬局は、オンラインで回顧と展望をテーマとする会議を開きました。誠心堂薬局の西野社長は、第一期セミナーの質の高さに謝意を表明し、第二期のセミナーを依頼しました。今、双方は2022年12月開講予定の第二期に向け、準備を進めています。

    第一期セミナーの通訳を担当したのは、上海中医薬大学国際教育学院日本部の李喆先生でした。