4月19日(火)、上海中医薬大学国際教育学院による2022年春の『中医基礎理論』課程がオンラインで開催されました。
上海市では、今年の3月に入って新型コロナウイルスの感染がほぼ全市に急拡大しています。新型コロナウイルスの感染流行の影響を受け、上海市民と同じく、在上海日本人も自宅隔離の生活を送ることになりました。本来は対面授業を予定していた2022年4月からの中医学シリーズコースも、コロナの感染予防のため、オンライン開催に変更されました。
『中医基礎理論』課程は、中医学シリーズコースの入門科で、陰陽五行、五臓六腑、気血津液、病因、病機、治療などについて、8回の授業で系統的に学びます。今回の『中医基礎理論』課程は、4月19日から6月14日まで、リハビリ医師、中医愛好者を含めて計20名の在上海受講者が申し込み、毎週火曜日09:40~11:50、オンライン中継の形で行われます。
講師を務めるのは、上海中医薬大学の教授、中医師でもある鉏桂祥先生です。初回のオンライン授業で、鉏教授は中医学の全体像を紹介し、中医学の哲学的基礎である陰陽理論を説明しました。
「対面でないのは残念ですが、開講してもらえるだけでうれしいです」「本日は授業ありがとうございました」「早く対面で受講できるようになると良いですね」「今日の講義はもちろん、隔離中でのご準備までありがとうございました」など中医学コースの開講について受講者から喜びと感謝の声もありました。
授業を始める前に、受講者全員で記念の集合写真を撮りました。