2022年1月19日（水）、上海中医薬大学による日本人向け中医学シリーズ講座の中薬学コースは、6回目の最終回を迎えました。
今期の中薬学コースには、上海在住の日本人の方13名が参加しました。受講者たちは、毎週水曜日、上海中医薬大学の浦西キャンパスに集い、対面授業を受けました。
中薬学コースは、中医基礎理論と中医診断学を修了した方に向けた中級コースです。先生は、100種類余りの主流生薬を、補益薬・活血化瘀薬・化痰利湿薬・理気薬・疏風解表薬・清熱薬などに分類し、その効能と使い方について紹介しました。
講師を務めたのは、上海中医薬大学の教授、中医師でもある鉏桂祥博士です。鉏先生は、外来診療のかたわら、テレビ局の健康番組にも時々出演しています。応用の場面を想定しながら、難しい中医学の知識を直接日本語で分かりやすく解説する先生の授業は、日本人学習者の間で大人気です。
アンケートには、もっと中医学の学習を深めたいという受講者たちのご希望が複数ありました。
先生は熱盛による頭痛に効く生薬を紹介しています。
中薬学コース修了記念（2022.1.19，上海）