6月30日、対面(上海)とオンライン(日本)同時進行の2021年夏の『病症別の漢方対策』コースが最終回(全4回)を迎えました。上海中医薬大学の浦西校舎にいる在上海日本人と、日本TCM小児推拿協会からの日本人受講者がそれぞれ対面とオンラインでコースに参加しました。
『病症別の漢方対策』コースは生活習慣病の中医総合治療を内容とします。講師を務めたのは中医専門医の張本英銘先生です。張本先生は、6月9日から始まった同コースで、「アトピー性皮膚炎と湿疹」、「頭痛」、「胃腸機能不調」、「自律神経失調症」という日常生活によくみられる4つの病症に焦点を当て、症状、診断、弁証、生薬と鍼灸治療など中医の総合治療を紹介しました。
上海の教室でカメラを設置して、日本側と同時にライブ中継しています。
授業の後の修了式で張本先生が在上海日本人受講者に修了証明書を渡しました。そしてコースに関するアンケート調査では、「日々の生活に取り入れられる内容で勉強になった」「漢方とツボとの併用の仕方などとても分かりやすかった」「日本に帰ってからも続けて勉強したい」「日程も受講しやすく、ぜひもう一度受講希望だ」などの声があり、受講生に大好評されていることが伺えます。
2021年6月30日(水)全コース終了記念写真(上海)