2021年「春の中医養生」オンライン交流会開催

发布者:国际教育学院发布时间:2021-03-29浏览次数:71

    3月28日(日)、上海中医薬大学国際教育学院と上海中医薬大学日本校が共同で2021年春の中医オンライン交流会を主催しました。

    本日のオンライン交流会は、「春の中医養生」をテーマとし、午後1時から2時50分にかけて、合計120超の在中・在日の日本人医師・薬剤師・栄養士・鍼灸師・按摩師・中医愛好者などが積極的に参加しました。

    万物が目覚めて成長する春に入り、陽気が徐々に盛んになり、花粉症、喘息、風邪、抑鬱、精神不安などの発症がよくみられます。特に花粉症は日本の国民病ともいわれています。国際教育学院日本部の鉏桂祥先生は花粉症の基本病機に絞り、外邪と正気そして五臓との関連から分析し、冬、早春と流行っている今の季節にそれぞれ対応する花粉症の予防法と治療策を紹介しました。

    中医学では春は「肝」に影響が出やすい季節とされます。花粉症のほか、鉏先生は中医学の観点からみた春の特徴を紹介し、疎肝理気、養心安神の重要性とも指摘しました。更に、実際の臨床で治療した症例や処方を分析した後、参加者から実症例の弁証についての質問に答え積極的な意見交流が行われました。

    世界的新型コロナウイルス感染症が蔓延して以来、昨年から上海中医薬大学国際教育学院が積極的にオンライン交流会を企画し大好評を博しています。本日の交流会は今年初めてのオンライン交流会であり、参加者から「本日は講義大変勉強になり助かりました!」「春の養生、花粉症に絞ったセミナーの内容はとても良かった!」「弁証弁病に触れ新しい学びはあります。」「教科書にはない、先生の臨床経験のお話は特に興味深かったです!」「次回は夏と梅雨の養生ですか?これからの交流会も心待ちにしています。などのコメントが次々とでてきました。