日本大阪滋慶学園研修生が研修終了
日本大阪滋慶学園から47名の短期研修生が10月13日来校し、19日まで7日間の研修を行いました。
今回の研修生は大阪滋慶学園の柔道整復学科と鍼灸学科から来ており、まず5日間をかけて人体局所解剖プログラムに参加しました。ご献体への尊敬や感謝を込めて黙とうを行った後、研修生が解剖実習の先生に器具の持ち方や操作方法を教わり、休みも惜しんで解剖を集中していました。教科書と照らし合わせながら実習に励んでいる研修生から「皮膚、筋肉、骨格、血管、神経、内臓など教科書に書かれていることをご献体を通して自分で確認できたことに感銘し、有意義な体験となった」などの声がありました。
19日午前、2つのチームに分けた研修生が大学附属曙光病院と岳陽病院の鍼灸科と推拿科で、日本の病院と違う中国伝統医学の治療風景を見学しました。また午後の実技授業では、中国針を用いた針・吸い玉について大学の先生からの指導のもと、実際に眼と手で触れて学習するという盛り沢山の内容でした。
最後の修了式では、研修生代表者は上海中医薬大学での研修感想を発表し、その後学生達は何江国際教育学院書記から修了証書を授与されました。
日本大阪滋慶学園は2004年から上海中医薬大学と友好提携関係を結び、15年間にわたり教員と学生を互いに派遣し研修・交流を続けてきています。