日本福岡東方薬膳学院研修終了
3月29日から31日にかけて、日本福岡東方薬膳学院の短期研修プログラムを実施しました。
今回は合計18名の短期研修生が3日間の薬膳プラグラムに参加しました。中医診断学や薬膳学の講義に加え、「春の薬膳」の調理実践、中医病院における内科と婦人科の臨床見学、上海中医薬博物館と薬草園の見学とともに、中国の伝統医学特に薬膳文化を学びました。
「春の薬膳」の調理実践は特に短期留学生に人気がありました。今回の薬膳プログラムでは、特別に瀋紅芸公共健康学院栄養学教授から、「春の薬膳」をめぐるレシピの組み立てと調理の指導をいただきました。中医基礎理論の五行と自然の内容、「薬食同源」の概念を復習しながら、沈教授が食材の特徴、生薬の性味、「養肝」「緑色」「陽気」「旬」などのポイントを説明しました。約2時間の時間をかけて、出来上がった美しくて美味しそうな手料理を、福岡東方薬膳学院研修生18名が一同食べて絶賛しています。
研修生からは、「今回の薬膳プログラムに参加して、中医学と薬膳をもっと勉強したいという気持ちが一層強くなりました」「薬膳の理論を親切に教えてくれ、更に自分の手で直接調理もできたので、日本に戻ったらもう一度作ってみます」などのご意見もいただきました。