学院紹介

  上海中医薬大学国際教育学院は1994年12月設立され、留学生向けの中国伝統医学教育と中国語教育を行う学部として、各国の実情やニーズに応じて専門人材を育成する機関である。国際教育学院は、GB/T 19001-2016/ISO 9001:2015管理システムに認証され、CNAS(中国)とANAB(アメリカ)証書が授与され、更に2017年に中国教育部(文部省)が認証した中国高水準留学機関である。

  本学院は、毎年世界数十カ国から約3000の留学生を受け入れ、その規模は全国中医薬大学の中最大となっている。そのうち約1500名が長期留学生であり、短期留学生は毎年日本・韓国・フランス・イギリス・アメリカ・ドイツ・アフリカなどから約1500である。学院が設置されて以来20余年間に、世界の100数カ国及び地域に約2万名ほどの中医師と鍼灸師など中医の人材を養成してきた。

  長期留学は、本科生・修士・博士・研修生などとして中医学・鍼灸学・推拿学・中薬学・リハビリ・食品栄養などの専門知識を専攻する。短期留学は、海外からのまたは上海在住の短期研修生対象に、中医・鍼灸・推拿・中薬・薬膳・気功などの科目を日本語・英語・フランス語・韓国語の多言語で行われる研修である。

  国際教育学院には、WHOに委託されて設立した国際鍼灸研修センターのほか、国際伝統医学教育センター・中国語教育センターなどの機関が設置されており、英語・日本語・フランス語・韓国語で授業を行っている。更に、アメリカ・日本・フランス・イギリス・ドイツ・タイ・マレーシア・シンガポールなど数多く国の教育機関と連携を深め、国際交流を進めている。